さあ、選挙に行こう!若者向けの衆院選SNS企画「せとうち選挙委員会」を香川選挙区で実施

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2021年10月31日、4年ぶりとなる第49回衆院選の投開票を迎え、その際若者向けの衆院選SNS企画「せとうち選挙委員会」を香川選挙区で実施いたしました。

同選挙は政権選択をかけた大きな国政選挙でしたが、果たして若い世代はどの程度興味を抱いているのか疑問が残るところでした。今回の衆院選を機に、若い世代に少しでも政治や選挙への関心を持ってもらい、貴重な投票権を行使してもらおうとSNSコンテンツ等の企画を打ち出しました。

▼選挙前に立候補者へのアンケートをSNSで公開

「選挙に行きたいけれど、誰に投票したらいいのかわからない。」こういった候補者の顔の見えない選挙が若者の投票率を下げているのではと考え、事前に香川の小選挙区立候補者に独自のアンケートを実施。パーソナルな質問から若者向けの施策やメッセージまで答えてもらうことで人間性や叶えたい思いを汲み取ってもらい、若者に少しでも選挙を自分ごととして捉えてもらうことに繋げました。

▼スイーツが投票のご褒美!?

地元の人気スイーツ店「unioん」とコラボレーション。投票へ行ったことを証明できる写真を用意すれば、投票日当日に3種類のデザート(ケーキ缶、フルーツサンド、マリトッツォ)の中から好きなものを一つプレゼントという企画を実施。選挙のきっかけがスイーツでもいい。選挙の興味への入り口のハードルを下げ、少しでもお祭り気分で楽しんでもらうなど、新しい選挙の取り組み方を提案。さらに今回、ご協力いただいたスイーツ店unioんさんも当日100人以上の集客に繋がり、当月休日の2倍以上という売り上げアップにも寄与しました。

10代の投票率アップに成功、SNSも高反響

結果として香川県の10代若者の投票率は抽出調査で43.75%と、前回衆院選からおよそ7ポイントもアップするなど、今回の取り組みは投票率の向上に大きく寄与しました。「せとうち選挙委員会」に関するSNSでの合計閲覧回数は30万回を超え、候補者の皆さまの個性を入り口として政策にも興味を持っていただけるきっかけとなりました。

▼候補者自身の選挙に対する意識改革へ

投票終了後には当選者へ再度アンケートを実施し、SNSでも公開。継続的な双方向コミュニケーションの強みを持つSNSを活用して、公約実現に向けたお話や今回の選挙を振り返った上での若者へのメッセージを頂戴致しました。瀬戸内サニーでは、今後も新聞やテレビなどの既存メディアを介した選挙報道だけではリーチしきれない世代に向けて、InstagramやTwitter,noteなどのSNSを活用した新しい選挙報道を試みていきます。